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X'smap〜虎とライオンと五人の男〜



X'smap〜虎とライオンと五人の男〜

プレミアムステージ特別企画・X'smap~虎とライオンと五人の男~(プレミアムステージとくべつきかく・クリスマップ~とらとライオンとごにんのおとこ~)は、SMAPのメンバー5人が全員出演するといって話題になり、2004年12月25日の21:00~22:54(JST)に、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマの特別番組。

放送日がクリスマスで、2004年は音楽活動がなかったSMAPからファンへのクリスマスプレゼントと言われている。合言葉は「Merry X'smap!」

視聴率の方は11.2%と、SMAP全員が出演しているにも関わらず、ふるわなかった。


ストーリー

物静かな兄・レオと活発な弟・虎之助の兄弟は、自分たちにもクリスマスプレゼントがほしいと願っていた。アジーとオットーの兄弟もクリスマスイブの夜に盗みを働こうとたくらんでいた。レオと虎之助の2人はマスターの元で働いていたが、そこで自分たちの妹・ハナが宇治画家の家にいるという事を知る。その妹はその家で監禁されている噂を知ったレオと虎之助は、画家の家にある高価な絵を盗もうとするアジーとオットーの協力も得ながら、画家の家に妹を助けに行く。


キャスト

SMAP

ジュンサ(警察官):中居正広
アジー(オットーの兄、泥棒):木村拓哉
ジュニア(アップタウンにある街一番のデパート「セイントデパートメントストア」の社長、富豪):稲垣吾郎
マスター(カレー屋「アロイ」の店長、サンタの二代目):草剛
オットー(アジーの弟、泥棒):香取慎吾

その他

レオ:本郷奏多
虎之助:秦透哉
ハナ:橋本くるみ
ひばり:優香
謎の老人:寺尾聰
青年:唐沢寿明
紳士(アロイの場所を聞いた男):タモリ
婦警アキコ:松下奈緒
デパート
中年サンタ:劇団ひとり
中年トナカイ1・2:おぎやはぎ
ジュニアの秘書:木村多江
細山貴嶺
宇治家
宇治卓:阿部寛
宇治の妻:西田尚美
神宮:阿部サダヲ
お鈴:市川実日子
キザな男:升毅
美しい女:小沢真珠
マモルのママ:松金よね子

スタッフ

企画・脚本:麻生哲朗
スペシャルサポーター:中島信也(東北新社)、タカハタ秀太
広報:小中ももこ
タイトル製作・CG:Production I.G
協力:ジャニーズ事務所
音楽:菅野よう子
プロデューサー:荒井昭博、和田行、谷口宏幸(東北新社)
演出:中島哲也


丘崎杏(LOVE LiVE WEB SITE BQMAP)
矢部亮
若尾桂子

サイドストーリー(Another X'smap 遅れてきたプレゼント)

ジュンサ(中居)、アキコ(松下奈緒)がいる交番で繰り広げられる寸劇。 神宮(阿部サダヲ)、サングラスではなく眼帯をつけたタモリ(今では大変貴重)、唐沢寿明が1人ずつ交番に尋ねてくる。


主題歌

SMAP「Song of X'smap」
※放映当時には発売の予定はなく、インターネットや携帯電話の着うた・着メロで配信限定曲として有料配信された。その後、友だちへ ~Say What You Will~のカップリング曲としてCD化された。
エンディングテーマとして、同曲のバラードバージョンが放送されたが、そちらは配信もCD化もされていない。


DVD

ビクターエンタテインメントから2005年11月30日発売。

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世にも奇妙な物語



世にも奇妙な物語

『世にも奇妙な物語』(よにもきみょうなものがたり)は、フジテレビ(共同テレビほか)制作のテレビドラマ、映画である。

深夜番組の『奇妙な出来事』からゴールデンタイムに進出し、現在のタイトルになった。『世にも奇妙な物語 映画の特別編』(2000年11月3日公開)として映画化もされている。


来歴

1990年4月の夜8時に企画されていた番組の案が急遽中止されてしまった。その為、編成会議が開かれプロデューサーの一人である石原隆が会議で「深夜の『奇妙な出来事』はどうでしょう?」と発言した所、思わぬ好反応が返って来たためにゴールデンタイムに進出する事が決定されたとされる。

深夜番組だった『奇妙な出来事』は、『カノッサの屈辱』や『やっぱり猫が好き』に始まる深夜番組ブームの真っ只中の1989年放送されていた番組で若者の支持が圧倒的に多く、中にはゴールデンタイムへの進出を不安視する視聴者も多かった。実際、放送された当初は局内の前評判がかなり悪く、1クールで終わるものとされていたそうである。

ゴールデンタイム進出に当たって、深夜時代に斉木しげるが務めていたストーリーテラーをタモリに変更し、1話完結だった話を毎回3話のオムニバスにした。

タイトルのデザインも「奇の字だけ赤くするとカッコいいんじゃないか?」という石原プロデューサーの一言から決定(「世にも奇妙な物語」)。また、時折作品によって違うデザインの物になることがあった。例えば「似顔絵の女」では全部の文字が赤色(「世にも奇妙な物語」)、逆に「顔色」などでは全部の文字が真っ白に(「世にも奇妙な物語」)。「水を飲む男」「黄色が恐い」では『奇』の字が黄色で(「世にも奇妙な物語」)、「オトナ受験」では『妙』が赤くなった(「世にも奇妙な物語」)(後、画面が黒くなり、『奇』の字が赤くなり『妙』が白くなり、元のデザインに戻る)といった具合である。

また、当時としては珍しかったオムニバス形式を採用し、毎回15分弱の作品を3話放送した。共同テレビだけで毎週3本制作する事は困難だった為、東映、大映テレビ、東宝、日活など様々な会社に制作を依頼した。その結果競争的な色合いを持たせることが出来た。また、フジテレビが完全自社制作して放送した回もある。特別編では30分弱の作品を5話放送している。共同テレビ制作分以外の制作会社が制作した作品は、フジテレビとの権利が切れた物もあり、フジテレビ系列外の地方局で再放送されることもある。近年の特別編では共同テレビが一括して制作していることが多くなっている。

ストーリーテラーのタモリは、初期の作品には毎回エキストラ(サラリーマンや近所の人など)として作品の中に登場していた(サングラスではなく、普通の眼鏡で出演することもあった)。また、各話終了後の「世にも奇妙な物語」の文字は第4回放送から追加された。

また、初期は登場人物が死ぬ話が物語の大半を占めていた。

当初はナイターシーズンの埋め合わせ企画だったが、放送を開始してから好視聴率を記録。最高視聴率は1991年3月21日放送の25.7%である。

フジテレビではこの枠を若手の登龍門とし、ゴールデンに進出する機会の無かった若手演出家や脚本家を大いに採用、一部のシナリオスクールにもアイデア募集のオファーが来る時があり、それを機にデビューした者も少なくない。

しかし、初期は当時まだ身近に起こりそうな奇妙な話と言う物が定着していなかったせいか、単に幽霊が出たり怪奇現象が起こる体験談や怪談風の脚本を書く作家が多く、スタッフも番組の趣旨の説明に相当骨を折ったという。

三谷幸喜、野島伸司、北川悦吏子、岩井俊二、飯田譲治なども携わっている。特に北川悦吏子が脚本を担当した「ズンドコベロンチョ」は「世にも奇妙な物語」の最高傑作の1つといわれ、タモリがこよなく愛する作品である。

他にも豊川悦司や相沢友子など元々が脚本家ではない俳優が脚本家へ進出するきっかけを作ったドラマでもある。相沢はデビュー以来長らく不遇が続いたが本作執筆をきっかけに脚本家として成功、豊川は「世にも」の脚本を書いてからは本格的に脚本・監督などの活動も始動させた。

「世にも奇妙な物語」から、映画・ドラマへ派生した例も少なくない。例としては、飯田譲治脚本の「常識酒場」(1992年4月30日)、「トラブルカフェ」(1992年9月3日)は同局ドラマ『NIGHT HEAD』(1992年10月~1993年3月)の、藤野美奈子の原作を元に作られた、「友子の長い朝」(1995年4月3日)、「友子の長い夜」(1995年10月4日)は、映画『友子の場合』(1996年公開)の前身となった。「急患」(1991年4月4日)は、13年の時を越え、映画『感染』(2004年10月2日公開)としてリメイクされた。また「まだ恋は始まらない」(1991年12月12日)も、同局で同名のドラマ『まだ恋は始まらない』(1995年10月~12月)の元になったと言われている。

1992年9月17日にレギュラー放送が終了し、約10ヶ月の潜伏期間を経た後、1993年7月30日に「真夏の特別編」が放送され、以降は番組改編期の名物番組として現在に至っている(1995年・1996年は春・秋・冬だけとなり、1997年以降は春・秋の改編期のみ)。

2004年に、韓国のSBSが版権を購入し「ミッドナイトDJ」等4話が特別番組としてリメイクされた(正式編成の予定もあったが、視聴率の問題から見送られたらしい)。

2008年秋の特別編までに制作されている話数は430話で、今後も制作されていくと思われる。また、1991年9月12日に雨傘番組として放送予定だった通称「雨の特別編」という回があり現在でもこの回は未放送となっている(3話が放送予定で、うち1話は「あけたままの窓」というタイトルであったとされる)。

2006年3月28日放送の15周年の特別編は15周年企画として、レギュラー開始初期の番組冒頭に放送された1話1分の超短編「アバンストーリー」(レギュラー時は15秒)を10本放送(テレビ史上初の試み)。2003年から関わっている金井卓也プロデューサーは「番組全体がメリハリのある面白いものになるのでは」と期待を寄せていた。

2008年4月28日放送のドラマレジェンドスペシャルではSMAPの特別編が再放送となり、この番組史上初の再放送として全国ネットされた。


幻の最終回

1991年12月26日放送回
1990年4月から始まった『世にも奇妙な物語』は1991年12月26日放送回の「冬の特別編」をもって終了する予定であり、1991年12月26日付けの新聞のテレビ欄にもタイトルの後ろに「最終回」を示す(終)マークがついていた。が、後番組の「大人は判ってくれない」放送前に急遽、第三期を放送することが決定(新番組から第三期までの充電期間としての新番組と記述が改められた)し、1992年4月9日放送回の「春の特別編」から再開された(第三期)。また、1991年12月26日の付けの新聞とは逆に1992年4月9日付けの新聞のテレビ欄にはタイトルの前に「新番組」を示す(新)マークがついていた。

特別編

現在、春と秋の改編期に行われている『世にも奇妙な物語・特別編』が始まったのは1990年10月4日放送回の「1990秋の特別編」からである。初期の頃(「レギュラー放送(第一期~第三期)」)はこの番組の前時間に放送されていた「クイズ年の差なんて」を休止させる形で19:00 - 20:54の今より少し早い時間帯に放送されていた。また、この当時は現在のような21:00から始まる回が少なく、放送時間が2時間半の「特別編」もあまりなかった。そして、「レギュラー放送」が終わった10ヶ月後の1993年7月30日放送回の「真夏の特別編」から現在の21:00スタートに放送時間が固定されているが、ごく稀に「特別編」の放送時間が90分や少し遅いスタート(ナイター中継延長時を除く)のときがあった。初期では主に木曜日のゴールデン枠で放送されていたが、「真夏の特別編」放送以降は曜日不定期のゴールデン枠(主に月・火曜日のどちらか)で放送されている。また、「春の特別編」「秋の特別編」の放送時期が早まるとき(2003年9月18日放送回)や遅まるときもある(2005年4月12日放送回)。ちなみに1992年のみ「秋の特別編」を放送していない理由はこの日にナイター中継があり、この回のみ「雨傘番組」だったため(この日は結局ナイターは中止しなかった)


特別な回

「世にも奇妙な物語」が放送されている中でいつもより一風変わった放送回が存在している。この項ではその回について述べる。

1990年5月17日放送回
この回のみ「ストーリーテラー」と「ガラモン・ソング」の曲の速度が超低速で流れ、しまいにはかなり後味の悪いエンディングとなっており幼少時に「トラウマ」になったファンも多い。尚、地方局で再放送されることが多い回でもある。
1991年9月12日放送回
この回は前述の通り「雨の特別編」をやる予定であったが、その試合の日は中止にならなかったために「お蔵入り」になった。
1992年9月17日放送回
この回は「第3期」の最終回だったが、珍しく1992年当時の『笑っていいとも!』のレギュラー(明石家さんま・笑福亭鶴瓶・片岡鶴太郎・工藤兄弟・ダウンダウン・ウッチャンナンチャン他)が3話に出演した。
2001年10月4日放送回
この回は5話に出演する主人公がすべて女性という番組史上異例のラインナップとなったが、後述の通り「野球中継割り込み事件」が起きた回でもある。

ストーリーテラー

タモリ
アバンタイトル以外にさりげなく出演している事がある。「恐怖の手触り」の電話をかけている男や、桜田淳子が主演の「ゴミが捨てられない」では公園にいる警官、「噂のマキオ」の本屋の主人など。

ストーリーテラーの内容

「世にも奇妙な物語」の中では欠かせない話の概要を話す語り部。出生時期は不明だが、この世の中にいるごく普通の人たち(物語の主人公たち)を「奇妙な世界」へ誘う案内人というもうひとつの顔があり、2006年(15周年の特別編)現在は優におよそ400人もの人たちを「奇妙な世界」へと連れて行っている。今までは(第一期~第二期)正体は明かされていないが、第三期のオープニングでストーリーテラーの正体が「不幸の猫」と言われる(言い伝えられている)黒猫だというのが明かされた。しかし、「2008年秋の特別編」において最後にカラスに変身したため、状況によって黒猫やカラスに変身できることが判明した。ストーリーテラーの衣装は、レギュラー放送時代(1990年4月19日~1992年9月17日)はスーツにネクタイという着こなしだったが、「1991年冬の特別編」からタキシードに蝶ネクタイという着こなしになっている。1991年冬の特別編では白いタキシードに赤い蝶ネクタイ、同年の春の特別編では黒のタキシードに赤い蝶ネクタイだが、その後から黒いタキシードに黒い蝶ネクタイという着こなしになっている(特別編でスーツにネクタイだった回もある)。

不条理な物語をストーリーテラーが牽引するという構成は、往年の「ヒッチコック劇場」にそのルーツを見ることが出来る。同番組では監修のアルフレッド・ヒッチコックがプロローグとエピローグに、それぞれのエピソードに沿った衣装や役割で登場し、観客を物語へ誘う。タモリのストーリーテラーも初期はヒッチコックに近い印象の出演が多かったが、次第にオリジナリティを発揮して独自のキャラクター像を作り上げていった。

ストーリーテラーのタモリは初期の頃はシリアスな語りであったが、後にいろいろとひどい目に遭っていて、1990年秋の特別編のアバンでは(詳しくは「アバンストーリー」の項を参照)電車から宇宙空間に放り出された挙句地球へと落下して行ったり、「絶対イヤ!」のプロローグでは服や髪型をめちゃくちゃにされた。「忘れられたメス」のプロローグでは麻酔なしで開腹手術をした後そのまま(開腹したまま)放置され、しまいには「切腹都市~ハラキリシティー~」のエピローグではサムライに首を切られるという大惨事にも遭ったが、次の回では生きているという「強運」というか「不死身」と言うしかいえない人物である。他にも、「言葉のない部屋」のエンディングでは骨董屋の主人に、その物語の主人公と同じ目に遭わされたり〈主人公は死亡〉、「ズンドコベロンチョ」の回では話を途中で切られたり、「チャネリング」の回では壺から手が抜けなかったり、または「'08春の特別編」のエピローグではダーツの矢が刺さりそうになったり等散々な目に遭っている。そう言うお約束的な事を見せる所が、タモリの芸風と言えよう。


奇妙な世界の住人

1990年4月19日から始まった「世にも奇妙な物語」の物語の主人公、つまり「奇妙な世界の住人」のほとんどは「ごく普通の人」であるが、「何か一般的でない能力」を持った人もいる。主人公が「どこか」に連れて行かれるという展開の物語が多い。「第一期」(1990年4月 - 9月)から「第三期」(1992年4月 - 9月)まではほとんど「ホラー系」(物語のジャンル)が多かったために「死者」が多かったが、現在(『特別編(改編期)』(1993年『真夏の特別編』~現在))は「死者」が少なくなる一方で、逆に「どこか」に連れて行かれる人や「生存者」が多くなっている。また、感動的な結末の物語では、登場人物が幸せそうに死んだり、安らかに死んでいく場合もある(『怪我』、『雨の訪問者』、『回想電車』など)。また、これまでの主人公は全員(「死者」だけでなく、「どこか」に連れて行かれる人・「生存者」も含む)、広大な墓地に埋葬されているという設定である(2006年3月28日『15周年の特別編』)。


放映リスト

世にも奇妙な物語の放映作品一覧を参照


主な常連出演者

明石家さんま
初期に出演していた。「スローモーション」「偶然やろ?」の2本で主演。「偶然やろ?」では脚本でも参加している。また、「スローモーション」のラストシーンは片岡鶴太郎の「逆転」の冒頭シーンへと繋がる(感情表現が逆転すると言う部分も同じ)。
佐野史郎
主に初期の作品で頻繁に出演していた。助演の際は鬼気迫る狂気な役柄が多い。主演でも度々登場。本番組に欠かせない名役者。彼の出る作品は大抵ホラーが多い。「超・能・力!」「バカばっかりだ!」「急患」「柵」「恐竜はどこへ行ったのか?」「笑う頭脳」「地獄のタクシー」「奥さん屋さん」「推理タクシー」の9本に出演。
柳葉敏郎
出演多し。感動系、コメディの作品に多く出ている。「夢を買う男」「シャドゥ・ボクサー」「時の女神」「奇数」「おかしなまち」の5本で主演。
片岡鶴太郎
主に連ドラ時代に、多くのシリアスな作品に多く主演。「追いかけた男」「帰れない」「奇遇」「逆転」「夢のつづき」の5本に出演。中でも、「帰れない」は名作として語られる。
大杉漣
無名時代から出演している名脇役。コミカルな役もハードな役も似合う。「顔」「サムライが斬る!」「言葉の戦争」「君だけに愛を」「怪我」「最後の喫煙者」「女は死んでいない」「5分後の女」「史上最強の転校生」「中学教師」「私は、女優」「13番目の客」「夜汽車の男」「影の国」「影が重なる時」の15本と映画版の「雪山」、計16本に出演。出演は最多。中でも「夜汽車の男」では唯一主演を果たしている。
ともさかりえ
友子シリーズ(「友子の長い朝」「友子の長い夜」)主演。本番組から発祥した映画『友子の場合』にも主演する。その他、「ママ新発売!」「雨の訪問者」にも主演。
木村拓哉(SMAP)
初主演作「言葉のない部屋」では演技ではなく自然と評する人もいる。その他、「トイレの落書き」「パパラッチ」「BLACK ROOM」の3本で主演。
林隆三
独特の個性派演技力で奇妙型に多く主演。「視線の町」「戦争はなかった」「最後の喫煙者」「さとるの化け物」の4本に出演。
升毅
奇妙型の作品になると必ず出てくる人。狂気的役どころが多い。「ミッドナイトDJ(音声のみ)」「壁の小説」「5分後の女」「仇討ちショー」の4本に出演。
勝俣州和
意外に思われるかもしれないが、第1回放送作品「楊貴妃の双六」に出演、「百円の脳みそ」「38'25"」「ゴリラ」の3本の作品で主演を果たしている。
野村宏伸
「楊貴妃の双六」「ロンドンは作られていない」「赤ちゃん養育ソフト」「恐怖のカラオケ歌合戦」の4本に出演。
西村雅彦
出演は数多い。どれも滑稽な役柄で、コメディ型に多く出てくる。「そのボタンを押すな」「先生の『あんなこと』」「私に似た人」「くしゃみ」「超税金対策殺人事件」「48%の恋」の6本に出演。
永作博美
奇妙型に頻繁に出演。ribbon時代である本番組初期から出演している。「テレフォンカード」「罰ゲーム」「赤ちゃん養育ソフト」「協力者」「サイゴノヒトトキ」 「雰差値教育」の6本に出演。主演は最多。
浅野和之
「待ちぶせ」「言葉の戦争」「くしゃみ」「懲役30日」「マニュアル警察」「最期の瞬間」「地獄は満員」の7本と映画版の「結婚シミュレーター」、計8本に出演。
石黒賢
「聞こえる」「非常識宴会」「わが町」「ミッドナイトDJ」「ドラマティックシンドローム」の5本に出演。
ト字たかお
未だ主演になった事はないが、番組初期より数多くの作品に出演している。「モルモット」「ニュースおじさん」「ハッピー・バースデー・ツー・マイホーム」「箱の中」「公園デビュー」「主婦さち子の秘かな愉しみ」「5分後の女」「銃男」「断定男」「ドラマティックシンドローム」「カウントダウン(2007)」の11本に出演。
大高洋夫
「絶対イヤ!」「女優」「すてきな休日」「君だけに愛を」「壁の小説」「無実の男」「発電課長」「太平洋は燃えているか?」「トカゲのしっぽ」「未来同窓会」の10本に出演.
筧利夫
第1回放送作品「楊貴妃の双六」から出演し、1992年8月6日放送作品の「見たら最期」では主演している。
小堺一機
主にレギュラー(連ドラ)時代に「モルモット」「待ちぶせ」の2作品に主演し、特別編では「思い出を売る男」に主演している。
布施博
「猿の手様」「息子帰る」「水を飲む男」「殺人者の高橋さん」「かげふみ」の5本で主演。他に「過去が届く午後」に出演。
矢田亜希子
ホラー系によく出演。「さとるの化け物」「エキストラ」「パーフェクトカップル」の3本と映画版の「雪山」、計4本に出演。なお、「パーフェクトカップル」以外はすべて同じ役(はる香役)である。
草刈正雄
演技の高さに定評がある。「ズンドコベロンチョ」、「食べ過ぎた男」など。
椎名桔平
「のどが渇く」(1996年)、「扉の先」(1997年)、「ネカマな男」(2005年)、「午前2時のチャイム」(2007年)の4本に主演。
小日向文世
「懲役30日」(1998年)、「銃男」(2000年)に出演し、「厭な子供」(2001年)、「回想電車」(2007年)での2本で主演。
菊池桃子
「くせ」(1990年)、「呪いの紙人形」(1991年)、「笑いの天才」(1992年)の初期3本に出演。
菅野美穂
1990年代によく出演していた。「ミッドナイトDJ」(1996年)、「望みの夢」(1997年)、「私は、女優」(1999年)の3本に主演。
保坂尚希
90年代に「遅すぎた恋人」(1990年)、「シガレット・ボム!」(1991年)、「追っかけ」(1996年)、「和服の少女」(1999年)の4本に出演。
鶴見辰吾
「屋上風景」「秘密の花園」に主演、「耳鳴り」「史上最強の転校生」「昨日の君は別の君、明日の私は別の私」にも出演。
金田明夫
「年功不序列」に主演。他に「熊の木本線」「恐怖のカラオケ歌合戦」「断定男」「回想電車」の4本に出演。
松下由樹
「隣の声」「恐竜はどこへ行ったのか?」「バーゲンハンター」「ゴミ女」に主演。
南果歩
「目覚まし時計」「ラブチェアー」「震える愛」に主演。
佐藤浩市
「ライバル」「悲鳴」「知らなすぎた男」に主演。
中居正広(SMAP)
「23歳の老人」「不定期バスの客」「オトナ受験」に主演。
草剛(SMAP)
「無実の男」「銃男」「13番目の客」に主演。
稲垣吾郎(SMAP)
「中学教師」「僕は旅をする」「顔を盗まれた」に主演。
深田恭子
「友達登録」「採用試験」「死後婚」に主演。
今井雅之
NIGHT HEADの元になった「常識酒場」「トラブルカフェ」に主演。他に「石田部長代理の災難」「扉の先」「心の声が聞こえる」「怪我」にも出演。
山崎一
「言葉の戦争」「思い出を売る男」「年功不序列」「ある朝パニック」「公園デビュー」「ダジャレ禁止令」「奇数」「おばあちゃん」「8分間」に出演。
佐戸井けん太
「リフレイン」「ボタン」「思い出を売る男」「怪我」「協力者」「モザイク」「雨の訪問者」に出演。
斉藤暁
「ロッカー」「三日間だけのエース」「佐藤、求む」「帰れない」「ガード下の出来事」「年功不序列」「くしゃみ」「日の出通り商店街いきいきデー」に出演。
ただのあっ子
「噂のマキオ」「おじいちゃんの恋文」「人格改造ドリンク」「つぐない」「もう一人の花嫁」「中学教師」に出演。
伊藤俊人
「耳鳴り」「殺人者の高橋さん」「年功不序列」「主婦さち子の秘かな愉しみ」「断定男」に出演。故人。
近藤芳正
「常識酒場」「熊の木本線」「マニュアル警察」「よう、鈴木」「オトナ受験」に出演。
河原さぶ
「青い鳥」「人間国宝」「代打はヒットを打ったか?」「非常識宴会」「エキストラ」に出演。

放送日時

レギュラー放送

第1シリーズ(第1期):1990年4月19日 - 1990年9月20日(全39話)
第2シリーズ(第2期):1991年1月10日 - 1991年12月19日(全117話)
第3シリーズ(第3期):1992年4月16日 - 1992年9月17日(全19話)

春の特別編

1991年4月4日、1992年4月9日、1994年3月30日、1995年4月3日、1996年3月25日、1997年3月31日、1998年4月8日、1999年3月31日2000年3月27日、2001年4月5日、2002年3月27日、2003年3月24日、2004年3月29日、2005年4月12日、2007年3月26日、2008年4月2日(現在計77話)


秋の特別編

1990年10月4日、1991年10月3日、1994年10月10日、1995年10月4日、1996年10月2日、1997年10月6日、1998年9月25日、1999年9月27日2000年10月4日、2001年10月4日 - 10月5日、2001年12月30日(再放送、詳しくは別項目を参照)、2002年10月3日、2003年9月18日、2004年9月20日、2005年10月4日、2006年10月2日、2007年10月2日、2008年9月23日(現在計80話)


その他の特別編

冬の特別編
1991年1月3日、1991年12月26日、1992年12月30日、1994年1月6日、1995年1月4日、1996年1月4日(計32話)
真夏の特別編
1993年7月30日(計5話)
七夕の特別編
1994年7月7日(計3話)
聖夜の特別編
1996年12月24日(計5話)
SMAPの特別編
2001年1月1日、2008年4月28日(ドラマレジェンドスペシャル内で放送、冒頭と終わりに新撮映像有り)(計5話)
映画の特別編
2003年7月12日(計4話)
15周年の特別編
2006年3月28日(計5話)

オープニング

第1期:1990年4月19日 - 1991年4月4日
(最も有名なオープニング。猫の影が「奇」という字になり、「世にも奇妙な物語」のタイトルが出てきた後、椅子だけを残して部屋が崩れるもの)近年の特別編のエンディングで使われている(逆再生で)。
第2期:1991年4月11日 - 1991年12月26日
(館の外観とタモリが出てくるオープニング。タモリがその館の門をくぐったあとに消え、「奇」という字になり(館の外壁には「奇妙」の文字が映っている)、タイトルが出てきた後に館の壁に猫の影が映り、館の一部屋が光るもの)
第3期:1992年4月9日 - 現在
(館の内部とタモリが出てくるオープニング。タモリが館に入ったあと階段を上り、何段か上ったあと鏡を横切ると鏡にはなぜか黒猫が映る、その後タモリが燃え、「奇」という字が出てきてタイトルが出る。その後に椅子に座ったタモリがあの黒猫になった後、館の一部屋が光るもの)

備考

オープニングの部屋は第1期と第3期では少し変更しているのと第3期のオープニングをよく見るとタモリの絵画があるため、もしかするとその館の持ち主はストーリーテラーとしてのタモリ自身なのかもしれない。
さらに、タモリのサングラスは『笑っていいとも!』では1996年から黒いサングラスに変えているが(2002年再変更)、この番組ではすでに1992年から黒いサングラスとなっている。『ミュージックステーション』も1990年(「Mステ」では厳密に言えば当時は違う黒いサングラスで1991年から「奇妙」と同じ黒いサングラス)、『タモリのボキャブラ天国』では1992年開始から黒いサングラスである。
第1期のオープニングは、始め(第1回)は部屋のパーツごとに崩れていたが、いつのまにか上記(第1期の項)のようになった。
第2期のオープニングは、始め(1991年4月11日~1991年9月26日)は館の一部屋が光った後、第1期のオープニングに繋がっていたが「1991年秋の特別編」(1991年10月3日)から上記(第2期の項)のようになった。
このオープニングの中でビデオに収録されているのは第1期と第3期のみで、唯一第2期は収録されていない。

エンディング

共同テレビ制作のエンディング映像は、椅子だけを残して部屋が崩れるものが逆再生で部屋が元に戻る(近年の特別編で使われている)。
カノックス制作のエンディング映像は、けむりの影が「奇」という字になり、透明から赤色に変わる。
日活撮影所制作のエンディング映像は、東京都庁ビルが映る。
テレパック制作のエンディング映像は、スタッフロールが流れる中、ワイプで物語が進行している(「人面草」の回ではタモリが車でリゾート地に向かうまでの物語、「着せ替え人形」の回ではエンディングに出てくる『ぬいぐるみ』の犬が『実体』になり、タモリと共に教会から出て行くもの)。
PDS制作のエンディング映像は、かなり怖いスタッフロールになっている(「死体くさい」の回では女性の死体が血を吐きながら視聴者を見る、「歩く死体」の回ではゾンビが花屋にあるバラの花をすべて持っていく)。

備考


レギュラー放送時代はエンディング後の数秒間に提供テロップのバックに第1期の部屋(雷光が点滅し、猫が「奇」の影になる)が映り「世にも奇妙な物語」のタイトルが出て終わるというエンディングがあった(地方の再放送では極稀に流れることがある)

アバンストーリー

第1期・第2期のオープニングの冒頭で短編のドラマが流されていた。その後消滅したが、15周年の特別編で復活した。

第1期・第2期のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(第1期~第2期)を参照。

15周年の特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(15周年の特別編)を参照。

2006年・秋の特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(秋の特別編 2006年)を参照。


映画

世にも奇妙な物語 映画の特別編(2000年11月3日公開)

キャスト
雪山:矢田亜希子、鈴木一真
携帯忠臣蔵:中井貴一、奥菜恵、勝地涼
チェス:武田真治
結婚シミュレーター:稲森いずみ、柏原崇

スタッフ
監督:落合正幸(雪山)、鈴木雅之(携帯忠臣蔵)、星護(CHESS)、小椋久雄(結婚シミュレーター)
音楽:島邦明(雪山、携帯忠臣蔵)、佐橋俊彦(CHESS、結婚シミュレーター)
制作:フジテレビジョン、ポニーキャニオン、IMAGICA、共同テレビジョン、東宝、日活
プロデューサー:小牧次郎、石原隆、岩田祐二、井口喜一
アシスタントプロデューサー:瀧山麻土香、関口大輔

ソフト化作品

ビデオ・DVD

本番組は、このドラマの性質上どうしても発生する権利面の問題(下記参照)からか、放送済みの全作品430作品中(2008年10月現在)、その8分の1である56作品が外部媒体化に留まっており、しかもその大半はレンタル専用(リリースからかなり経っているためレンタルできない場合もある)であるが、現在は過去の傑作選がDVDで復刻されているため実際に購入して見られるのが多くなった。

世にも奇妙な物語 vol.1 - 4(全12話)
vol.1
「絶対イヤ!」「噂のマキオ」「幸福の選択」
AS「途中下車」(1990年秋の特別編)
vol.2
「そこに扉があった」「代打はヒットを打ったか」「ミッドナイトコール」
AS「4つのモニター」(第1回)
vol.3
「大予言」「王様の耳はロバの耳」「帰れない」
AS「底なし沼」(第2回)
vol.4
「さよなら6年2組」「悪魔のゲームソフト」「復讐クラブ」
AS「人差し指を当ててください」(第5回)
※AS…アバンストーリー
放送当時にレンタル専用として各3話収録で4本発売されている。
傑作選の為、90年秋の特別編と91年冬の特別編から10作品、TVシリーズから2作品選ばれている。
『'90年特別編』の物は全て収録してあるが、91年特別編の物は唯一「昔みたい」が未収録(BGMに使用されている洋楽の為だと思われる)※この4本には、当時オープニングの前にやっていたアバンストーリーも収録されている。
世にも奇妙な物語 ビデオの特別編 vol.1~3(全15話)
映画化公開に合わせてレンタル専用として3巻同時発売された傑作選。
94年~99年の特別編の中から15作品を収録している。
vol.1
「ルナティック・ラヴ」「友子の長い夜」「扉の先」「ウイルス」「自殺悲願」
vol.2
「管理人」「完全治療法」「のぞみ、西へ」「女は死んでいない」「2040年のメリークリスマス」
vol.3
「望みの夢」「マニュアル警察」「懲役30日」「先生の『あんなこと』」「怪我」
世にも奇妙な物語 映画の特別編(全4話)
2000年に放送10周年を記念して製作された劇場版の作品を収録している。
DVDも出ており普通に発売されているが、ビデオのみレンタル専用となっている。
世にも奇妙な物語 ディレクターズカットの特別編(全2話)
世にも奇妙な物語映画の特別編のうち「雪山」と「携帯忠臣蔵」の2作品のディレクターズカット版を収録している。
世にも奇妙な物語 SMAPの特別編(全5話)
2001年元旦に放送されたものをソフト化した物。
SMAPの出演している作品で今の所ソフト化されているのはこれのみである。
世にも奇妙な物語 15周年の特別編(全5話)
2006年3月に15周年を記念して放送されたものをソフト化した物。
2006年11月15日発売。定価3990円、収録時間120分。
世にも奇妙な物語 2006秋の特別編(全5話)
2006年10月に放送されたものをソフト化。
2007年4月27日発売。定価3990円、収録時間120分。
世にも奇妙な物語 2007春の特別編(全5話)
2007年3月に放送されたものをソフト化。
2007年10月17日発売。定価3990円、収録時間115分。
世にも奇妙な物語 1~4(復刻版)
「世にも奇妙な物語 vol.1~4」のDVD復刻版。
2007年10月17日発売。定価2625円(各)、収録時間は「vol.1~4」と同じ。
世にも奇妙な物語 2007秋の特別編(全5話)
2007年10月に放送されたものをソフト化。
2008年4月2日発売。定価3990円、収録時間100分。
世にも奇妙な物語 DVDの特別編 1~3(復刻版)
「世にも奇妙な物語 ビデオの特別編 vol.1~3」のDVD復刻版。
2008年4月2日発売。定価2940円(各)、収録時間は「ビデオの特別編 vol.1~3」と同じ。
世にも奇妙な物語 2008春の特別編(全5話)
2008年4月に放送されたものをソフト化。
2008年10月1日発売。定価3990円、収録時間100分。
世にも奇妙な物語 無料ビデオの特別編(促進用)
劇場版の宣伝を兼ねてTSUTAYA限定で無料貸し出しされたビデオ。
その様な経緯の為、入手難易度が物凄く高くファンの中でも存在を知るものは少ない。

DVD化希望

普通のドラマと比べて出演者(現在までに引退(例:森且行など)や死去している人物も多数)や製作会社の数(約20社)が半端ではない事から、権利関係(主演俳優や、使用楽曲(特に洋楽)の使用料の問題が一番ネックだと思われる)の問題で難しい物になっていると思われる。なお、CSでの再放送はフジテレビ、共同テレビ一部製作回のみが、地上波での再放送は一部の制作会社(KANOX、日活など)が製作した回が一部地域で夏~秋頃に再放送されている。


書籍

ノベライズ版「世にも奇妙な物語」(太田出版 1 - 11巻、A - D巻)
第1シリーズ放送中に、放送の終わった作品を逐一刊行するような形で刊行されていた。映像媒体で見ることが難しい現在では、初期の作品を知る上ではとても貴重な本だと言える。だが、ストーリの進み方、ラストなどが放送版とは違う物が多く初見の人がストーリーを勘違いする場合が多い。『8』と『C』を執筆している「田村章」は、後の重松清である。
1巻 1990年10月
ノベライズ:中井紀夫「ロッカー」「死体くさい」「親切すぎる家族」「ゴミが捨てられない」「恐怖の手触り」「プレゼント」6作品と中井紀夫オリジナル作品「友人」
2巻 1990年12月
ノベライズ:野沢博史 山本英則「大注目(放送時タイトルは『大注目の男』」「半分こ」「猿の手様」「くせ」「悪魔のゲームソフト」「殺人者は困惑する(放送時タイトルは『殺人者は後悔する』)」「死ぬほど好き」「配達されない手紙」8作品
3巻 1991年1月
ノベライズ:小沢淳「息づまる食卓」「帰れない」「見知らぬ私(放送時タイトルは『整形手術』)」「闇の精霊たち」「さよなら6年2組」「王様の耳はロバの耳」6作品と小沢淳オリジナル作品「デビル・ブライダル」
4巻 1991年2月
ノベライズ:小野雅弘「歩く死体」「大予言」「ぬまおくり(放送時タイトルは『人面草』)」「噂のマキオ」「遅すぎた恋人」「お墓参り」6作品と小野雅弘オリジナル作品「片道電話」
5巻 1991年3月
ノベライズ:野沢博史「瞳の中へ」「峠の茶屋」「留守番電話」「こけし谷」「廃校七番目の不思議」5作品と野沢博史オリジナル作品「殺しのワープロ」「ホノルル行き444便」
6巻 1991年5月
ノベライズ:中井紀夫「黒魔術」「八時四十五分(放送時タイトルは『8時50分』)」「石田部長代理の災難」「盗聴レシーバー(放送時タイトルは『盗聴レシーバーの怪』)」「昔みたい」5作品と野沢博史オリジナル作品「痒い!」「夜の殺人者」
7巻 1991年7月
ノベライズ:大場惑「ズンドコベロンチョ」「くしゃみ(放送時タイトルは『時間よ止まれ』)」「花嫁ふたり(放送時タイトルは『もう1人の花嫁』)」「言う事を聞く子」「着せ替え人形」5作品と大場惑オリジナル作品「牛跨読書会案内」「夜に集えば」
8巻 1991年9月
ノベライズ:田村章「テレフォンカード」「プリズナー」「朝まで生殺人」「受験生」「奇跡の子供」「占いセット」6作品と田村章オリジナル作品「大里さんの本音」
9巻 1991年10月
ノベライズ:野沢博史「目撃者」「女優」「つまンない男(放送時タイトルは『つまらない男』)」「心霊写真」「秘密の花園」5作品と野沢博史オリジナル作品「桃子のテレカ」「「親子画面」症候群」
10巻 1991年11月
ノベライズ:井上雅彦「伝言板」「笑う女」「パパは犯罪者」「コインランドリー」「モルモット」5作品と井上雅彦オリジナル作品「とうにハロウィーンは過ぎて」「残された文字」
11巻 1992年2月
ノベライズ:矢口卓「家族の肖像」「整理癖」「開かずの踏み切り」「40年」「ドリンク(放送時タイトルは『人格改造ドリンク』)」5作品と矢口卓オリジナル作品「ジゴとスミノフとG線上の冷蔵庫」「真夏のメリークリスマス」
A巻 1992年4月
ノベライズ:野沢博史「もうひとり!?(放送時タイトルは『もうひとり』)」「ホームドラマ」「神様」「ハネムーン」「求ム佐藤(放送時タイトルは『佐藤・求む』)」5作品と野沢博史オリジナル作品「胎児は復讐する」「もしもし霊」
B巻 1992年5月
ノベライズ:大場惑「あの人に伝えて(放送時タイトルは『あの世への伝言サービス』)」「替えっ子(放送時タイトルは『替え玉』」「鏡よ鏡(放送時タイトルは『震える愛』)」「冗費節減」「笑いの天才」5作品と大場惑オリジナル作品「ダメだ!」「困った爺」」
C巻 1992年7月
ノベライズ:田村章「逆探知」「気づかれない男」「顔」「あの日に帰りたい」「すてきな休日」5作品と田村章オリジナル作品「失われた文字を求めて」「桜桃忌の恋人」
D巻 1992年10月
ノベライズ:井上雅彦「タガタガの島」「まちぶせ」「水を飲む男」「顔色」「みどり紙」5作品と井上雅彦オリジナル作品「マドモアゼル・タッソー」「魔女の巣箱」
ノベライズ版「世にも奇妙な物語 小説の特別編」
「再生」・「悲鳴」・「遺留品」・「赤」・「北川悦吏子の特別編」。いずれも角川ホラー文庫
小説の特別編
『映画の特別編』の小説版で4作品から成る。
再生
表題作の他、2001年4月5日放送分の内、「厭な子供」を除く4作品(「友達登録」など)から。
悲鳴
表題作の他、2001年10月4日放送分の内「ママ新発売!」を除く4作品(「ドラマティックシンドローム」など。下記の「野球中継割り込み騒動」の日)から。
遺留品
表題作の他、2002年3月27日放送分の内、「無視ゲーム」を除く4作品(「おかしなまち」など)から。
赤(グール)
表題作の他、2002年10月3日放送分の内、「声を聞かせて」を除く4作品(「採用試験」など)から。現在世にも奇妙な物語最後の小説本。
映像媒体での販売がされていない近年の作品を知る上では、やはり貴重な本だと言える。
北川悦吏子の特別編
数多くの作品のうち、北川悦吏子氏脚本の作品だけをノベライズしたもの。「ズンドコベロンチョ」「大蒜」など8作品から成る。10余年前の、まだ駆け出しの頃の北川氏の作品乍ら、今日の活躍を窺わせるような名作が多い。ノベライズ:小泉すみれ
その他
奇妙劇場vol.1 ~十一の物語~
ノベライズ版「世にも奇妙な物語」を刊行していた太田出版により、ホラー作家11人による書き下ろしアンソロジー集。11作品中、次の2作品が、ドラマ化された。
大場惑「ニュースおじさん」 高井信「世にも奇遇な物語(放送時タイトルは『奇遇』)」
COMIC 世にも奇妙な物語(1990年 扶桑社)
初期の作品「楊貴妃の双六」「死後の苦労」「噂のマキオ」3本をコミック化したもの。
世にも奇妙な物語 漫画の特別編
『映画の特別編』の公開に合わせて出版された漫画である。内容は映画版と同じ4作品。
世にも奇妙な物語 雑誌の特別編
『映画の特別編』公開に合わせ、「ザ・ホラー」の特別企画として2000年12月に発刊された。作品は「壁の小説」「シャドウボクサー」等の過去の名作7作品。漫画だけでなく、「世にも奇妙なアナタの日常」、「あなたにぴったりの作品はコレだ!」等、雑誌ならではの企画も盛り込まれている。
世にも奇妙な物語 コミックの特別編
上記の『雑誌の特別編』の7作品から選ばれた4作品から成るコミックである。
世にも奇妙な本 世にも奇妙な物語1990‐2000
映画公開に合わせて作られた、本作の10年の歴史(上映当時)を総括したような本である。俳優、脚本家、作品の系統、美術、監督のインタビューなどかなり多方面から本番組を解析しており、また全作品の題名・あらすじ掲載など、ゴッタ煮的な内容である。それ故か、至る所で杜撰な点が見られるのが惜しまれる。執筆は高倉文紀ほか。
その他(番組本以外)
GON! 1997年11月号
「世にも奇妙な物語 第1シーズン全リスト!!」という特集があり、放送日・タイトル・脚本家・演出家・キャストに加えストーリーが結末まで記されている。前述の『世にも奇妙な本』の補完的な資料といえる。ただ第1シーズンというのは誤りで実際には第3シーズンのものである。取材は松永孝祐。

CD

サントラCD 「世にも奇妙な物語オリジナルサウンドトラック」
放送当時発売されたサントラ盤であり、2000年には『映画の特別編』公開にあわせて「TV復刻版~」と言うタイトルで発売された。
CDに付属されているブックレットには当時のものは「世にも奇妙な夢」と言うタイトルでプロデューサーの小牧次郎氏の解説が載っていたが、復刻盤にはこのテーマ曲を作った島邦明のコメントに差し替えられている。
収録内容
メインタイトル(ガラモンソング)
オルゴル
猿の手様1・2・3
セリフ劇場(噂のマキオ~楊貴妃の双六~悪魔のゲームソフト)
ストーリーテラー 他9作品
なお、佐橋俊彦氏も担当している映画の特別編のサウンドトラックCDは発売されていない。


事件

「運命の赤い糸」翻案騒動

詳しい事は不明だが、奥浩哉の漫画『変』第一巻の「糸」の翻案疑惑が問題になったと言われている。『赤い糸が目に見える』『赤い糸を繋ぎ直すオチ』など数箇所が良く似ているが両者とも微妙に雰囲気が違う。作品を執筆した関澄一輝によると「運命の赤い糸が見えたら面白いかもしれない」というプロデューサーと会話がきっかけで書いた物らしい。こちらに関しては訴訟を起こされたのか否かは不明。しかし、本放送後に数回再放送されているので特に問題はなかったようである。


「地獄のタクシー」翻案裁判

1995年の秋の特別編に「地獄のタクシー」(1995年10月4日)という作品が放送された。本放送の後、漫画家の釋英勝が、自身の作品である『先生、僕ですよ』(漫画『ハッピーピープル』2巻収録作品)を無許可で翻案したものであるとして、フジテレビ・共同テレビ・脚本を担当した中村樹基に対し、朝日・毎日・読売の各新聞に謝罪広告の掲載と、慰謝料など1122万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。しかし、東京地裁平成10年6月29日判決は、「本件著作物(漫画)の表現形式上の本質的特徴を本件番組(ドラマ)から直接感得することができるとまでいうことはできない」として、このドラマが漫画を翻案したものとは認めず、原告側の請求を棄却、確定した。 その後、何度も大映テレビが製作した世にも奇妙な物語の全作品が再放送されているが釋英勝原作「声が聞こえる」の回だけ未だ再放送されていない(この事件と関係があるかは不明である)


野球中継割り込み騒動

2001年10月4日に秋の特別編が放送された。1本目「ドラマティックシンドローム」を順調に放送し、2本目「仇討ちショー」放送中でのこと。前半部分を放送しCMに入り、CMが明けた時放送されたのは、プロ野球の中継であった。午後9時放送開始で1本終了+前半終了という事なので、21:30 - 40頃だった。この日行われた「ヤクルトvs阪神」戦は、ヤクルトスワローズが勝てばセントラル・リーグでの優勝という大事な試合であった。中継が割り込まれた時、既に試合は9回に入っていたが、同点という状態になっていた。ヤクルトスワローズはフジテレビと業務提携を結ぶ球団であるので、ヤクルトの優勝中継は必要であり、局スタッフが「直ぐに終わるだろう」と判断した為、割り込みを決行したものと思われる。しかし、この試合は同点のまま延長に突入し、結局午後11時過ぎまで競り合った末に同点のまま試合終了という結果になってしまい、その試合で優勝を決めることができなかった。試合終了後、CMを挟む等の措置を取らずに、挨拶と共にCM明け部分からそのまま放送を再開。午後11時過ぎに終了するはずだったこの日の放送は、翌日午前1時過ぎにようやく終了した。放送終了後、「野球中継が挟まるなど聞いていない」等、視聴者から1万5千件に及ぶ苦情がフジテレビ側に届いたため、同年12月30日に再放送を決定した。また後日、視聴率が発表され、中断前が14.7% ヤクルト戦13.1%とドラマを見る層をターゲットにしているにも関わらず、視聴率的にはあまり落ちていなかった。しかし当日の新聞の番組欄には、「プロ野球中継挿入あり」と掲載された。


リメイク版

2004年に韓国SBSが世にも奇妙な物語をリメイクしたパイロット番組。当初はレギュラー番組として放送される予定だったが、視聴率の問題により見送られた。 また、「エキストラ」も放送される予定だったが、ジャニーズ事務所との問題により未放送になった。

金曜サスペンス(2004年7月16日放送)
シン・ソンウ主演の「ミッドナイトDJ」、パク・ウンヘ主演の「追いかけたい」を放送。
誰も知らない話(2004年10月8日放送)
チェ・ソングク主演の「知らなすぎた男」、キム・ボギョン主演の「レンタルラブ」を放送。

パロディ

世にも奇妙な物語II
『とんねるずのみなさんのおかげです』で「世にも奇妙な物語II」という名前でパロディコントを2回行った事がある。

世にも微妙な物語
『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』で「世にも微妙な物語」と言う名前でコントをして、物語の終盤に本家のタモリが登場。タモリが「人がここまで頑張った番組をめちゃめちゃにしやがって。」とオチを入れた。

『SMAP×SMAP』で、ストーリーテラー役のツモリ(草剛が扮したタモリのパロディ)以外のメンバーが微妙な役を演じるコントを8回放送。コント中にツモリが現れ「微妙~」とオチをつけた。なお、ここでもやはり1回だけ本家のタモリが、ツモリにドッキリを仕掛けて登場していた。

世にも奇妙な男の物語、世にもペコリな物語
『ワンナイR&R』で宮迫博之扮するキャラクター「轟さん」主演で、(『男』の文字色は赤)で2回、また、ゴリ扮するゴリエのコントでも1回あり、(ストーリーテラー役は蛍原徹扮する「タモリ」)この番組では合計3回も行ったこともある。

世にも奇妙な二人の物語
『夢がMORIMORI』で1993年6月25日放送の「102回スペシャル」内で「世にも奇妙な二人の物語」という名前でパロディコントをしていた(ストーリーテラー役はタモリ風のサングラスをかけた森脇健児で、最後に出演者にハリセンで叩かれるというオチだった)。

世にも奇妙な仕事
この「パロディ」は他局にも飛びだし、TBSの番組『オオカミ少年』でテーマの「奇妙な仕事」にあやかり「世にも奇妙な仕事」(もちろん「奇」は赤色)のタイトルで検証VTRを流していた。

世にもサプリな物語
2006年9月23日放送の『IQサプリ芸能界スッキリペア決定戦SP』の出題VTRで行ったパロディで、BGMも本家のものを使用していた(また、この回には広末涼子と釈由美子がペアを組み番宣を兼ねた「世にも奇妙な物語チーム」がいた為だと思われる)。
ストーリーテラー役はタモリの物真似でお馴染みのコージー冨田だった。

世にも雑種な物語
2006年9月放送の『トリビアの泉』の1コーナー「トリビアの種」の検証VTR(この回は「雑種犬が番犬になれるか?」という種)のタイトルとして流れていた。このパロディでも本家と同じBGMが使用されていた。なお、「トリビア」にはタモリも出演している。

世にも不幸な物語
アニメ版『ケロロ軍曹』第96話Bパートのサブタイトル。「絶対悪運石」という鉱石を手にした者が必ず不幸になるというストーリー。

世にも奇妙な漫☆画太郎
ビジネスジャンプ連載の漫画 。作者漫☆画太郎

世にも奇妙な銀魂
アニメ版『銀魂』(テレビ東京系)第69話予告及び第69話冒頭。ゴミを捨てに来る不気味な女が実は自分の体を少しずつ捨てていたという怪談風のゴミの分別回収を促すCM。

世にも奇妙なこち亀
テレビアニメ『こちら亀有公園前派出所』で「世にも奇妙な物語」のタイトルをパロディとして使ったストーリーがある。

備考

トリビアの泉からの情報
2006年5月3日放送『トリビアの泉』No.930より 79へぇ&銀の脳

『ドラマ「世にも奇妙な物語」のテーマ曲は手拍子しながら聴くと怖くない』
この曲は不協和音(人を不安にさせる音)がちょうど手拍子と重なるタイミング(要するに表拍である1拍目と3拍目)にある為、手拍子しながら聴くと不協和音が打ち消され怖くなくなる。

スタッフ

企画:石原隆、金井卓也、保原賢一郎、長部聡介
音楽:島邦明 ※セントラル・アーツ制作の作品には、本間勇輔が参加。
CGタイトル:大村卓(初期から現在)、岩下みどり(第3期以降)、佐々木語(第1,2期)
プロデューサー:岩田祐二、船津浩一、小椋久雄、柳川由起子、永井麗子
演出:星護、鈴木雅之、落合正幸、河野圭太、土方政人、木下高男、村上正典、植田泰史、小林義則、星田良子ほか
制作:フジテレビ、共同テレビ、東映、日活など
制作著作:フジテレビ、共同テレビ

関連項目

鈴木雅之
星護
落合正幸
小椋久雄
河野圭太
久世光彦
君塚良一
おちまさと
高山直也

関連作品

ウルトラQ
奇妙な出来事
If もしも
世にも不幸せな物語
大人は判ってくれない
悪いこと
NIGHT HEAD
まだ恋は始まらない
ほんとにあった怖い話
恐怖劇場アンバランス
トワイライトゾーン
世にも不思議なアメージング・ストーリー
ハリウッド・ナイトメア
フローズンナイト〜凍てつく真夏の夜〜
 
 

古畑任三郎



古畑任三郎

『古畑任三郎』(ふるはたにんざぶろう)は、フジテレビ系列で放送されていた刑事ドラマ。及び、同ドラマの主人公である警部補の名前。

作風

内容

ドラマ冒頭で、ゲスト俳優演じる犯人によって殺人が行われ、視聴者は「犯行の全容」を知ることができる。完璧と思われていた犯行を、田村正和演じる警部補の古畑任三郎が、巧みな話術と卓越した推理力で犯人のアリバイやトリックを崩していき、真相を解明していくストーリー。


ドラマ様式

本作は、『刑事コロンボ』で知られる倒叙ものと言われる形式でストーリーが進行していく。これは、犯行の様子の全容をまず見せておき、刑事の古畑任三郎が真犯人とのやりとりや様々な証拠から容疑を固め、最後に自供に追い込むというパターンである。また、犯人は(ストーリーの中の世界で)有名人や社会的地位の高い人物が多いのも「コロンボ」と同様である。

視聴者は「誰が真犯人なのか?」という興味ではなく、「真犯人をどうやって追い詰めるか?」という点に目が向けられることになる。そのため放送の前半に犯人役及び犯行シーンが公開される(第40回はこの例外であり、倒叙を逆手に取った構成になっている)。犯人が最後までわからないストーリーでは犯人役に大物俳優を使うことが難しい(配役だけで視聴者に犯人が分かってしまう)が、この手法を取り入れることにより大物ゲストを無理なく犯人役に迎えることができるようになっている。

初回放映当時、日本の刑事ドラマに倒叙形式は馴染みが薄く、前半の事件篇で視聴者に開示される、犯人が行うトリックや古畑が気がつく手がかりなどを「ネタバレ」と勘違いする視聴者が少なくなかった。現在でも、倒叙形式を理解せずその点を指摘して「ネタバレ」と勘違いする視聴者が稀におり、これが、『古畑任三郎』を語りにくいものにしている。

古畑は、主役でありながら冒頭のオープニングシーンには登場するものの本編に入ってからは登場しない。これは前述にもあるが犯人と被害者のやり取りや犯人の犯行シーンなどを見せるため、ほとんどのストーリーなどでは、誰かが警察に通報するまで古畑は登場しない。SMAPの回に至ってはアヴァンタイトルを除き本編開始時から約1時間以上古畑が登場しなかった。

前半の事件篇の最後に、画面が暗転して、古畑が視聴者に向かって「挑戦」する構成は、アメリカのテレビ・ムービー『エラリー・クイーン』からの引用である。脚本の三谷幸喜は少年時代、東京12チャンネルで放送されていたこの番組のファンであった。

事件現場、またはその話の中で最も重要な場所で犯人と対決、犯人の自白後、スタッフロールが出る頃に全員が退場し、そのまま画面が動かずに終わる。(27回、37回、42回など例外もある)


概要

脚本は三谷幸喜。主演の田村正和にとって初の本格的な刑事ドラマでもある。現在、合わせて42回(エピソード数で言えば、第37回と第38回は前後編構成、第25回は総集編であるため、本編40エピソード+総集編1エピソード)放送されている。

シリーズとシーズンが混同されやすいが、シリーズは「古畑任三郎」全体を指し、それぞれの作品群を放映時期に分けたものをシーズンと呼ぶ。本稿では既に発売されているDVDの呼称に従い、「第1シーズン」「第2シーズン」「第3シーズン」「スペシャル」「ファイナル」「総集編」に大別する。

第1シーズンのみ、正式タイトルが『警部補 古畑任三郎』だったが、これは「古畑任三郎」という物々しい名前が「刑事らしくなく、時代劇だと誤解されるのではないか」という配慮から行われた措置である。ドラマが広く認知された第2シーズン以降は、『警部補』を取った『古畑任三郎』になっている。

1999年の新春スペシャルのタイトルは『古畑任三郎 vs SMAP』、2006年の新春スペシャルのタイトルは『古畑任三郎 FINAL』となっている(ただしオープニングのタイトルロゴは「vsSMAP」以外は、第1シーズンから一貫して『古畑任三郎』のみである)。

シーズン 合計 平均視聴率 放送日
第1シーズン 計12回 14.2% 1994年4月13日~1994年6月29日
第2シーズン 計10回 25.9% 1996年1月10日~1996年3月13日
第3シーズン 計11回 25.1% 1999年4月13日~1999年6月22日
スペシャル 計5回 26.2% 1995年4月12日、1996年3月27日、1999年1月3日、1999年4月6日、2004年1月3日
ファイナル 計3回 26.0% 2006年1月3日、2006年1月4日、2006年1月5日
総集編 計1回 22.6% 1996年4月9日


放送

1999年6月22日の第3シーズン最終回時には、翌週に『GTOスペシャル』が放送される予定だったため、古畑は解決編突入前に「来週はGTOスペシャルをお送りする予定です」と予告・宣伝をしていた(ただし、再放送では局によっては次に再放送する番組をその台詞にあわせてテロップで出すなどの措置を取っていた)。

番組の好評さから、2000年以降、一部地域のみ、チャンネルα枠などで何度も再放送されているが第17回(犯人・木村拓哉)のみはジャニーズ事務所が「肖像権」の管理に厳しいためにほとんど放送されていない。これは第26回(犯人・SMAP)も同様である(ビデオ・DVDにはどちらも収録)。

2006年の「ファイナル」をもって完結となった。しかし、放送完了後の現在も、公式BBSにはたくさんのファンからの「やめないで」という復活を願う意見が絶えない。中には、本作の第1シーズンが始まった時期の前後に生まれたとされる小学生までもが書き込んでおり、それだけ本作が幅広い世代に浸透していたと言える。

2006年10月9日、フジテレビ系「ドラマレジェンドスペシャル」第1弾として第26回(スペシャル)「古畑任三郎 vs SMAP」を再放送した。

2008年6月14日の19:00~20:54(JST)に、古畑の少年時代を描いた『古畑中学生』が放送された。主演はHey! Say! JUMPの山田涼介。特別ゲストで田村正和がアヴァンタイトルに出演した。「古畑中学生」の放送に合わせ、ファイナル3作も「ドラマレジェンドスペシャル」として、ファイナル第1・2作は、同年6月6日、13日の『金曜プレステージ』枠で、ファイナル第3作は、同年6月14日に、上記『古畑中学生』放送直後の『土曜プレミアム』枠で再放送された。また2008年10月5日に死去した緒形拳の追悼企画として10月9日に関東ローカルにて第27回『黒岩博士の恐怖』が再放送された。


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注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。

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主な登場人物


古畑任三郎 (田村正和、中学時代山田涼介)

警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。第3シーズンの時点で55歳。誕生日は12月26日である。常に黒のスーツ、黒の襟無しシャツ、寒い時期には黒のロングコートといういでたち。事件現場にはしばしばセリーヌブランド(ブリヂストン製)の自転車で現れる。丁寧な口調や態度で、執拗に容疑者につきまとい、卓越した推理力と犯人の裏をかく誘導尋問で、幾多の事件を解決に導いている切れ者。非常に負けず嫌いな性格。ちなみに古畑を天才の定義に照らし合わせると綺麗に当てはまる。

今泉慎太郎 (西村雅彦)

階級は巡査。古畑の部下。第41回の時点で45歳の独身。しかし祖母と暮らしている。かなりおっちょこちょいな性格だが、今泉の無意味な言動が事件解決のヒントをもたらすことも多々あり、古畑にはよく実験をさせられるので認められている。

西園寺守 (石井正則)

第3シーズンからレギュラー登場した刑事。小男。姉が三人いる(第36回)。SMAPの事件でその有能さを古畑に買われる。黒岩博士の事件以降古畑の捜査に同行することが増える。古畑も一目置く有能な部下で、事件解決に必要なデータ収集を一手に引き受け古畑をサポートする。

向島音吉 (小林隆、中学時代 タモト清嵐)

古畑とは中学時代の同級生で、古畑を「最高の刑事」と敬愛する巡査。古畑が現場に到着すると、よく声をかけて貰えるものの、名前をなかなか覚えてもらえない。第41回によると、(ドラマの中で)イチローの異母兄。


仕掛け

本作には「遊び」とも言える仕掛けが、随所に散りばめられている。これは、喜劇作家・脚本家三谷幸喜によるところがある。

アヴァンタイトル
番組の冒頭、黒い背景をバックに古畑が立ち、その回のキーワードや関連する話を披露する。これで視聴者がどこに注目すべきかのヒントが示される。
赤い洗面器の男の話
第11回「さよなら、DJ」を皮切りに、第21回・第25回・第38回・第39回など、シリーズを通して語られる小話。最後のくだりになると、なんらかの理由によって必ず中断されてしまうため、いまだに古畑や視聴者にオチは知らされないまま(三谷幸喜によると、オチは用意されているとのこと)である。なお、この小話は『王様のレストラン』などの他の三谷作品にもしばしば登場する。第39回ではスペイン語で途中まで語られていた。詳細については、「赤い洗面器の男」を参照。
登場人物の名前
毎回登場する犯人をはじめとして、登場人物の名前は既存の推理小説の登場人物や実在する人物の名前をもじったものが多い。三谷はNHK大河ドラマ『新選組!』を手がけた際述べたように、日本史マニアであり、歴史上の人物から登場人物の名前を設定することが度々ある。『王様のレストラン』では、主要登場人物のほとんどを歴史上の人物から引用している。また三谷は映画マニアとしても知られ、前述の『王様-』でも、映画監督のデュビビエや、店名に彼の代表作『ベル・エキップ』(日本邦題『我らの仲間』)を引用したりもしている。
名前の他にも、古畑の誕生日がホームズと同じ、第12回「最後のあいさつ」はホームズ作品のタイトル「最後の挨拶」に由来するなど、設定上でも遊びが随所に見られる。
「古畑任三郎」という名前は、東京都世田谷区、国道246号の池尻交差点角にある「古畑病院」の看板と、『笑っていいとも!』で俳優の時任三郎(ときとう さぶろう)が「よく『とき にんざぶろう』と間違えられる」と語った事に由来する。脚本の三谷がそれぞれを見た際に着想を得、命名した。また時の人、三浦和義の「疑惑の銃弾事件」で名高い「フルハムロード」から一種の洒脱的語感を得たという説もある。
他の三谷作品との繋がり
本作と同じ三谷幸喜作品とのリンクが頻繁に見られる。中川淳一(鹿賀丈史) は、三谷脚本のドラマ『振り返れば奴がいる』の登場人物であり、中浦たか子(桃井かおり)は三谷の映画初監督作品『ラヂオの時間』に顔を見せ、赤い洗面器の男の話を披露していた。また、南大門昌男(山城新伍)、二葉鳳翆(山口智子)の元には『王様のレストラン』の「ベル・エキップ」から花が贈られ、フェアな殺人者では前にも度々登場したバリトンホテルが舞台となっている。登場作品(第22回、第27回、『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』、『THE 有頂天ホテル』)
ライオンのパラドックス
第13回にて、二本松晋(陣内孝則)の出した有名な論理学の問題。古畑は、かなりの短時間でこれを解いている。
ライオンに捕まってしまった探検家が命乞いをすると、「俺の考えていることを当てられたら、食わずに逃がしてやろう」とライオンが言った。さて、探検家は何と言えば、危機から脱することができるか?という問題。
この正解は、「あなたは私を食べようと思っていますね?」である。
ライオンが探検家を食べようと思っていたら、自分の考えていることを当てられたのだから、約束通り食べることができない。もし違うのであれば、ライオンには最初から食べる気が無いのでやはり食べられない。結局、ライオンは自分の言葉に辻褄を合わせるために、探検家を食べられなくなるというパラドックスである。
事件の発生順序
事件の発生順序は、必ずしもテレビで放映される順序と一致しない。この事は、登場人物のささやかな会話や向島音吉巡査の苗字の変遷、SMAP事件の話、小石川ちなみの事後状況、劇中で語られる他の挿話の「解決後」の捜査状況など1話完結のドラマでは珍しく以前放送した話の後日談などが台詞に挟まれることから伺うことができる。VHS・DVDに収録される順序はほぼ、放映順に従っている(VHSはテープの容量の関係上、若干順序が異なる)。
『古畑』シリーズでは、意図的に時間軸をずらした構成を取っており、これは企画の石原隆によれば、「視聴者が時間軸を直す楽しみのため」との言。
一例(1stシーズン)
第一回・小石川ちなみ(中森明菜)編で「ええ、あの今泉の馬鹿が…ですので幡随院の取調べは明日と言う事で…」幡随院 大(笑福亭鶴瓶、第四回放送)編が時系列では先。
第五回・米沢八段(板東八十助)編でもう一泊しましょうと頼む今泉に「ダメ!新幹線に乗って酢豚弁当食べるのが私の夢なんだから」(中川淳一(鹿賀丈史、第八回)編の中で酢豚弁当を食べようとするシーンがある)と、実時間では8回は5回の直後。
第二回・中村右近(堺 正章)編で今泉を呼ぶ古畑「君…今泉君って言ったっけ?」「はい!今泉慎太郎であります!」とこの時が初対面である。ちなみに三谷幸喜が田村正和に依頼する時、最初に見せた脚本がこの話である。

小石川ちなみ

記念すべき、シリーズ第1回の犯人である少女コミック作家の小石川ちなみ(中森明菜)は、第2シーズン以降も語り草となり、ストーリーの随所でその逸話が語られている。
彼女は、やり手の弁護士・小清水潔(明石家さんま、第14回の犯人)の弁護により無罪判決を受け、結婚してアトランタで幸せな生活をしているという後日設定がなされている。古畑を結婚式に呼んだり、アメリカに招待したり(第23回はちなみを訪ねた帰途でのエピソードである)と懇意にしており、ほかにも彼女の愛犬・万五郎は古畑の友人・安斎亨(津川雅彦、第32回のゲスト)に預けられ、第1回の事件の舞台となった山荘「ボーズヘッド荘」は古畑が借りて使用している(「消えた古畑任三郎」)。
そして、完結編である第42回では大野もみじ(松嶋菜々子)によく似た女性として古畑が彼女の半生を語るなど、劇中で語られる古畑との関わりは多い。犯人としては一番待遇が良く、どうして彼女だけ幸せな後日談を与えたのかについては紛れもなく脚本の三谷幸喜が、小石川ちなみを演じた中森明菜の“大ファン”という理由による物である。

作品の概要

第1シーズン

本作の記念すべき第1シーズン。

タイトルは『警部補 古畑任三郎』として放送された。本作の基本的な設定を模索していたシーズンと言える。現在でこそ衣装は黒の襟無しシャツが定着しているが、このシーズンではストーリー毎にシャツの色が違っていた(白、青、紫など)。部下の今泉慎太郎は、古畑の助手的な役割が強い。また、第8回は三谷幸喜が脚本を務めた『振り返れば奴がいる』の後日談、もしくはパラレルワールド的要素を兼ね合わせた内容になっている。なお、この頃は今泉に「慎太郎」の名前がクレジットされていない(第12回で初めてフルネームで表示される)。今泉のキャラクターが最もバランスの取れたシーズンでもある。特に第3回時点での今泉は普通の刑事であり、第5回では古畑に頼らず死亡推定時刻を導き出すなど、頼りないが、刑事としての一般的教養は持っているという感じであった。

また、三谷幸喜、プロデューサーの関口静夫、監督の河野圭太が古畑任三郎 DVD(「すべて閣下の仕業」)のコメンタリーで語っているが、初めて撮影されたのは実際の放送順では第3回の古手川祐子編である。クランクインは 1993年12月で、4月スタートの新番組としては異例の早さである。メイン監督は星護だったが、星監督が当時別番組(『幕末高校生』)を担当していたため、初回を撮影したのは河野圭太だった。記念すべき放送第1回目の中森明菜編は制作順では第4回目で、星監督にとっては笑福亭鶴瓶編に続く2本目である(かつて鶴瓶自身は『パペポTV』内で自身の出演した「殺しのファックス」が1話になる可能性もあったが放送されなかったと語っている。ビデオ版ではこの回は第1巻の最初に入っている)理由は事件の発生順序参考。

放送開始の1994年4月から警察官の制服が変更されたのだが、裏番組の『はぐれ刑事純情派』が早速同月開始のシリーズから新型制服を登場させていたのに対し、この第1シーズンでは制服警官は一貫して旧型制服を着用していた。

番組ポスターのキャッチコピーは「殺人者は、後悔する。」

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第1回 1994年4月13日 死者からの伝言 中森明菜 14.4 % 星護 後に無罪判決
第2回 1994年4月20日 動く死体 堺正章 13.8 % 河野圭太 ストーリー上は最初の事件
第3回 1994年4月27日 笑える死体 古手川祐子 12.9 % 河野圭太 唯一、解決編直前にCMが入らない
第4回 1994年5月4日 殺しのファックス 笑福亭鶴瓶 12.4 % 星護 時系列では第1回の前
第5回 1994年5月11日 汚れた王将 坂東三津五郎
1994年放送当時は坂東八十助(五代目) 16.3 % 河野圭太 犯人の姓は判明しているが名は明かされない
小説版未収録
第6回 1994年5月18日 ピアノ・レッスン 木の実ナナ 13.4 % 松田秀知
第7回 1994年5月25日 殺人リハーサル 小林稔侍 13.0 % 星護 小説版未収録
第8回 1994年6月1日 殺人特急 鹿賀丈史 16.6 % 松田秀知 『振り返れば奴がいる』と世界観を共有
時系列では第5回の直後
第9回 1994年6月8日 殺人公開放送 石黒賢 14.8 % 星護 小説版は古畑との対決がない

第10回 1994年6月15日 矛盾だらけの死体 小堺一機 15.2 % 河野圭太 小堺が演じる議員秘書「佐古水茂雄」は小説版では「迫坪茂雄」。犠牲になる森山周一郎が演じる「参議院議員・鵜野忠邦」は小説版では「衆議院議員・小野忠邦」
第11回 1994年6月22日 さよなら、DJ 桃井かおり 15.1 % 松田秀知 「赤い洗面器の男」の話が初めて話される
第12回 1994年6月29日 最後のあいさつ 菅原文太 12.3 % 松田秀知 小暮は警視だが小説版では警部、また名字が小説版では「木暮」
桑原万太郎が初登場

平均視聴率 14.2%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


第2シーズン

タイトルを『古畑任三郎』に改めてのレギュラー放送。シリーズとしてのフォーマットが決定したシーズンと位置付けられる。芳賀が捜査に参加するようになって、今泉は第14回で「自律神経失調症で長期休養中」という設定が与えられて以降、奇天烈な言動が目立つ道化役として強調されるようになっていく。また第1回目の明石家さんま編は実際の撮影順では1本目ではなく、沢口靖子編が初回でクランクインは1995年10月である。第21回「魔術師の選択」の犯人役である山城新伍は刑事コロンボの第38話で犯人役(ウィリアム・シャトナー)の吹き替えを担当しており、両作品の「犯人役」を経験した事になる。なお、この作品にはまだデビュー直後であった若き日の松たか子が出演している。

番組ポスターのキャッチコピーは「殺人者は、死にたくなる。」

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第14回 1996年1月10日 しゃべりすぎた男 明石家さんま 25.4% 河野圭太 芳賀啓二が初登場
放送時間の拡大版
第15回 1996年1月17日 笑わない女 沢口靖子 20.8% 松田秀知
第16回 1996年1月24日 ゲームの達人 草刈正雄 22.7% 河野圭太
第17回 1996年1月31日 赤か、青か 木村拓哉 26.1% 松田秀知 古畑が唯一犯人に手を上げる。時系列では第14回の直後。
第18回 1996年2月7日 偽善の報酬 加藤治子 26.6% 河野圭太 犯行シーンは存在するが、凶器が解決編まで明かされない
第19回 1996年2月14日 VSクイズ王 唐沢寿明 26.0% 松田秀知
第20回 1996年2月21日 動機の鑑定 澤村藤十郎 24.3% 河野圭太 唯一犯人の実名が不明
第21回 1996年2月28日 魔術師の選択 山城新伍 27.8% 松田秀知
第22回 1996年3月6日 間違えられた男 風間杜夫 26.5% 河野圭太 犯人は二人殺害しているが、最初の犯罪は明かされずに終わる
第23回 1996年3月13日 ニューヨークでの出来事 鈴木保奈美 26.9% 河野圭太 既に無罪が確定している
事件風景がない完全な安楽椅子探偵方式


平均視聴率 25.3%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)


巡査・今泉慎太郎

本作の番外編として、今泉を主人公として作られた10分番組。

第1シーズン第12回で尺に数分の余りが出たので、研究室での今泉と桑原技官のやりとりを加えたところ好評だったため、第2シーズンとあわせて制作され、本編が放映された直後の深夜にオンエアされた。第12回のときの桑原はマッドサイエンティストの趣が強かったが、第2シーズン以降の桑原は性格が明るくなり、今泉より年下(学年は同じ)という設定になった。

第3シーズンでは制作されなかったものの、2004年のスペシャル「すべて閣下の仕業」で復活した。しかし、桑原役の伊藤俊人が死去していたため、今泉・西園寺・向島・花田兄の四人となった。その時のオープニングCGは新規に作成されておらず、第2シーズンの使い回しである。

ビデオ化された際は「今泉慎太郎」単独でのリリースだった(全2巻)が、単独でのDVD化はなされず、「古畑任三郎」第2シーズンのDVDに同時収録されている。なお、第12回「今泉慎太郎 大空の怪事件」は、ビデオ・DVD共に「古畑任三郎 すべて閣下の仕業」と同時収録になっている。

第1話 1996年1月10日 帰って来た慎太郎の巻 河野圭太
第2話 1月17日 慎太郎怒るの巻 松田秀知
第3話 1月24日 慎太郎名推理の巻 河野圭太
第4話 1月31日 ライバル登場の巻 松田秀知
第5話 2月7日 慎太郎危機一髪の巻 河野圭太
第6話 2月14日 まいったぜ慎太郎の巻 松田秀知
第7話 2月21日 負けるな慎太郎の巻 河野圭太
第8話 2月28日 フニャフニャ慎太郎の巻 松田秀知
第9話 3月6日 箱入り慎太郎の巻 河野圭太
第10話 3月13日 慎太郎逆襲の巻 平野眞
第11話 3月27日 さらば慎太郎の巻 平野眞
第12話 2004年1月3日 大空の怪事件 河野圭太


総集編

第2シーズン終了後に放送された特別編。

古畑が突如として消息を絶ち、刑事仲間や第24回までの犯人たちにインタビューしてその行方を追うというストーリーを軸にした総集編である。インタビュー場面は新たに撮りおろしされたものだが、古畑役の田村の撮りおろしのシーンはない。

番組のラストで古畑は、小石川ちなみの別荘の地下室に、今泉の不注意によって数日間閉じ込められていたところを発見されるが、好物のチョコレートを持っていたのでなんとか一命は取り留めた(この地下室は第1回の事件現場でもある)。

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第25回 1996年4月9日 消えた古畑任三郎 西村雅彦 22.6% 河野圭太 第1 - 第24回までの犯人役全員出演


第3シーズン

「今までとは違う古畑」を志向したシーズン。事件、殺害方法に様々な趣向を凝らし、古畑が全く捜査に参加しない、視聴者からの葉書を読むなど今までの本作におけるお約束的な流れを無視する実験的な話が多くあるのが特徴である。西園寺、花田の新レギュラー投入など新しい試みも行っている。

連続ドラマとしては異例の、スペシャル(第27回)放送の翌週からのスタートとなり、西園寺と花田が参加して初のレギュラーシーズン。クランクインは1999年2月。西園寺にワトソン役を分担させた結果、今泉の設定は完全にお笑い担当(コメディリリーフ)となった。花田のキャラクターは視聴者の視点を持ち、解決編前に事件のあらましを整理し、説明する役割として設定された。この種のキャラクターは1970年代のアメリカドラマなどで用いられた手法であり三谷もその効果を狙ったものと思われる。第37回・第38回は編成上2時間スペシャルが組めない事などから前・後編の体裁になった。また、一部のサブタイトルが後に変更になっている。最も危険なゲーム(後編)で『GTOスペシャル』を古畑が番宣をしている。 ※表中のサブタイトル欄の括弧内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。

番組ポスターのキャッチコピーは「シロをクロにする。」

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第28回 1999年4月13日 若旦那の犯罪 市川染五郎 25.5% 河野圭太 15分拡大版で放送
第29回 1999年4月20日 その男、多忙につき
(忙しすぎる殺人者) 真田広之 24.5% 鈴木雅之
第30回 1999年4月27日 灰色の村
(古畑、風邪をひく) 松村達雄 22.1% 河野圭太 OPでは岡八朗と二人でクレジットされている。時列的には第32回の直後。
第31回 1999年5月4日 古畑、歯医者へ行く
(アリバイの死角) 大地真央 26.0% 佐藤祐市
第32回 1999年5月11日 再会
(古い友人に会う) 津川雅彦 27.8% 河野圭太 シリーズ中唯一未遂で終わる

第33回 1999年5月18日 絶対音感殺人事件 市村正親 24.6% 佐藤祐市
第34回 1999年5月25日 哀しき完全犯罪 田中美佐子 23.7% 河野圭太
第35回 1999年6月1日 頭でっかちの殺人
(完全すぎた殺人) 福山雅治 26.2% 河野圭太
第36回 1999年6月8日 追いつめられて
(雲の中の死) 玉置浩二 23.8% 佐藤祐市 全編飛行機内(のセット)でのシーン

第37回 1999年6月15日 最も危険なゲーム・前編
(最後の事件) 江口洋介 23.2% 河野圭太 前後編
第38回 1999年6月22日 最も危険なゲーム・後編
(最後の事件) 28.3% 河野圭太

平均視聴率 25.1%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

ファイナル

シリーズ完結篇。前回の「すべて閣下の仕業」で本来の完結を迎えられなかった事から、その名もファイナルとして正式な完結篇の位置付けとなった。放送前から「古畑ついに完結」とスポーツ紙を賑わせ、「終わらないでほしい!」というファンが後を絶たなかった。

第40回は、この作品の中でも衝撃的なトリックなど、特にファンからの評価が高い回で放送まで犯人が明かされない趣向であったが、三谷本人にそのような意思は無く、朝日新聞に自身が連載しているエッセイ「ありふれた生活」の中で犯人を明かしている。また、2008年6月のドラマレジェンドスペシャルの対談でもコメントしている。

同様に第40回の裏番組では、同じ三谷幸喜脚本の大河ドラマ『新選組!』の続編(NHK大河ドラマでは史上初)『新選組!! 土方歳三 最期の一日』が放送された。なお、視聴率はこの回(第40回)は21.5%だったのに対し『新選組!! 土方歳三 最期の一日』は9.8%と振るわず、これに関してフジテレビ側は「調整が間に合わなかった」(日付を移動したらクロスネット局であるテレビ大分・テレビ宮崎で同時ネットができなくなることもあるだろうが)と謝罪しており、三谷ファン泣かせな編成となった。

第41回には、イチローが本人役として出演しているが、当初は架空の選手「ハチロー」として登場する予定であった。イチロー本人の希望により、イチロー役として登場する事になった。尚、登場人物のイチローは「名前が同じで顔もそっくりだが、別の人物」とされており、古畑(田村正和)も視聴者に語りかけるシーンで「この番組はあくまでもフィクションであり実際のイチローは殺人をしない」と説明した。

本作の打ち上げは1月10日に行われた。出席者は主演の田村正和他、イチロー、松嶋菜々子、そして小林隆、だいぶ遅れて石井正則が出席。簡潔なスピーチやビンゴ大会が執り行われた。出席した小林曰く、「大人の雰囲気」だったという。

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第40回 2006年1月3日 今、甦る死 藤原竜也
石坂浩二 21.5% 河野圭太 唯一、真犯人が伏せられていた
第41回 2006年1月4日 フェアな殺人者 イチロー 27.0% 河野圭太 イチロー初の台詞付きの本人役
第42回 2006年1月5日 ラスト・ダンス 松嶋菜々子
(双子役の二役) 29.6% 河野圭太 倒叙を逆手に取った叙述トリックが使用されていた


スペシャル

単発的に放送される。通常は1時間の放送だが、スペシャルでは2時間以上にわたる長編になる(但し、第24回のみ2時間以上のスペシャルではない)。

第26回では、シリーズ初となる三谷幸喜自身による自作解説が冒頭に挿入された(ビデオ及びDVDにも収録)。また、この回に西園寺が初登場。第27回に2度目の登場を果たし、第3シーズンに正式なレギュラーとなる。第27回に花田が初登場。第3シーズンから準レギュラーとなる。

第39回は、第26回と同様に番組冒頭で三谷幸喜による解説が入る予定であったが、時間枠の都合上カットされた。その部分は後に発売されたDVDに「幻のオープニング」としてセル版にのみ収録されている。また、本来はこの第39回によって古畑は完結する予定であったという。


第13回 1995年4月12日 笑うカンガルー 陣内孝則 18.8% 松田秀知 初めて海外が舞台となった
解決前に画面が暗転しない

第24回 1996年3月27日 しばしのお別れ 山口智子 34.4% 河野圭太 90分スペシャル

第26回 1999年1月3日 古畑任三郎 vs SMAP SMAP 32.3%

鈴木雅之 西園寺守が初登場
初めて犯人が実在の人物
冒頭で三谷幸喜が解説

2006年10月9日に「ドラマレジェンドスペシャル」第一弾として再放送された

第27回 1999年4月6日 黒岩博士の恐怖 緒形拳 25.6% 鈴木雅之 花田が初登場した春の特番(この時点では名前は付いていない)

第28回の1週間前だが単発
2008年、10月緒形拳を追悼の特番として再放送された。

第39回 2004年1月3日 すべて閣下の仕業 松本幸四郎 20.0% 河野圭太 古畑の判断ミスにより犯人の拘束に失敗した希有なケースであったことが後に語られる
脚本の都合により今泉、西園寺が登場しない
(後付番組「今泉慎太郎」には登場)
また、第3シリーズで犯人役であった津川雅彦が古畑と初対面役として登場している


古畑中学生

古畑任三郎の中学生時代を描いた特別編。古畑任三郎の中学生役は山田涼介。

通算回 放送日 サブタイトル 犯人役(メインゲスト) 視聴率 演出 備考
第1回 2008年6月14日 古畑任三郎、生涯最初の事件 原田泰造 13.3% 河野圭太


幻のエピソード


タイトル:殺意の賛美歌
犯人役:勝新太郎
職業:ウエスタン歌手
ストーリー:勝新太郎扮するウエスタン歌手が被害者を殺害した後、死体を隠し時計を細工して古畑に挑む予定だった。
放映予定日:1996年‐第2シーズン
備考:正式にオファーを出し勝も承諾したが、舞台の出演と重なってしまったために収録直前で降板。

タイトル:不明
犯人役:三上博史
職業:文楽の人形遣い
ストーリー:不明
放映予定日:1999年‐第3シーズン
備考:『リップスティック』に主演するために降板。テレビ雑誌によるとシナリオも完成していたが、お蔵入りになったという。

犯人役候補

物故者

渥美清※設定を変えた作品『殺人リハーサル』
伊丹十三
島田正吾

現役

織田裕二:司馬江太郎
宮本信子:鑑識官
安達祐実:天才少女
志村けん※オファーを辞退
小林薫
中井貴一※オファーを辞退
西村雅彦※今泉慎太郎とは別役
めちゃイケメンバー(実名)※企画のみ
柴咲コウ:内海薫
水谷豊:悪徳裁判官

備考

脚本を担当した三谷幸喜の話によれば、今泉慎太郎を演じた西村雅彦は第3シーズンでは当初今泉としてではなくクールな犯人として出演させたかったと第3シーズン終了後の雑誌で述べている。恐らく、第2シーズン以降今泉のキャラが独り歩きしてきたための処置だと思われる。この雑誌では西村も今泉として三谷と対談しており、出番の減少について抗議したが、三谷が、西村に「(今泉と犯人役)どっちをやりたい?」と聞いたら「どっちもやりたい」という曖昧な返事が返ってきたために今泉の出番を減らすことになったと反論していた。

織田裕二は第1シーズンに『振り返れば奴がいる』の司馬江太郎役としてオファーが来たが、「司馬先生だよ」、「負けるんだよ、僕は司馬先生が負けるとこ、見たくない」という理由から断った話を、2003年に開催されたDEPSツアーのフェアウエルパーティーで明かしている。

また、ツアーには亀山千広、石原隆も同行しており、フェアウエルパーティーで、古畑任三郎が『踊る大捜査線』に出演する企画も立ち上がっていたが、田村正和が丁度舞台と重なっており、仕事を2本は取らない主義だったために結局実現には至らなかったという裏話を披露している(今泉役の西村雅彦はノリノリだったらしい)。

真田広之の出演が決定した際、犯人の職業として「寡黙な茶道家」が候補に挙がっていたが、古畑は密室空間で事件を解決することが多いため、たまには忙しなく犯人を追いかけて捜査するという話があってもいいのではないかということで、正反対のキャラクターである「マルチメディアプランナー」となった。

めちゃイケメンバーは企画のジョークだったが案外いいかもとされたが人数の多さから頓挫した。
柴咲コウは復活編という企画で犯人役はどうだと言うことだったが薫は正義感の強い人間なので出来ないということで断ったらしい(復活編もボツになった)

撮影裏話

笑福亭鶴瓶(幡随院大役)

第4回に犯人役として出演した笑福亭鶴瓶によれば、ホテルのレストランで食事をしているシーンの撮影中にパフェを食べている田村正和が突然「なかなか減らない」とアドリブを入れてきたが、田村の前でNGは出せないために、鶴瓶は笑いを堪えるのに必死だったという。また「いいとも見てます」と自身のレギュラー番組を見ていると言われ驚いたそうである。

小堺一機(佐古水茂雄役)

第10回に犯人役として出演した小堺一機によれば、小堺は『古畑任三郎』で初めて田村正和と対面する事になっていた。そして、車での撮影の間に何と田村と二人っきりになってしまう。長い沈黙が続く中、突然、田村が「…真似してんだって?」と自身の物真似をしている事を聞いてきた。焦った小堺は「はい。ぎんざNOW時代からやらせて頂いています」と正直に告白してしまう。すると田村は「見たいな…」と自分に見せるよう迫ってきたという。この要求に小堺は覚悟を決め、本人の目の前で本気でやってしまう。すると田村は「ハッハッハッハ…」と4回笑ってまた沈黙してしまった。それ以来まともに口を聞いてもらえないそうである。

桃井かおり(中浦たか子役)

第11回に犯人役として出演した桃井かおりによれば、桃井は学生時代に陸上部に所属していたので、ラジオ局を疾走するシーンの撮影はとても楽しかったと語っている。(三谷はこの事実を知らないで書いていた)また、犯行シーンの「痛い?」と言うセリフは、桃井が三谷に頼み込んで言わせてもらった完全なアドリブである。撮影終了後、田村に飲みに行こうと誘ったが、店が全部閉まっていたため「じゃあ、正和ちゃん家で飲もうか?」と尋ねてみると、田村は「…家はさあ…普通の家だからさあ…あんまり遅く来られても困るんだよ」と断ったそうである。このやり取りはその後、「消えた古畑任三郎」で内輪ネタとして披露している。

陣内孝則(二本松晋役)

第13回に犯人役として出演した陣内孝則によれば、オーストラリアでの撮影中、周りにいるスタッフが田村正和ばかり「殿」、「殿」と優遇している事に激怒して自室に閉じこもってしまう。だが数分後、「まずい事しちゃったな…」と自分のやった事を後悔し、反省したという。だが、その後スタッフと和解し、陣内もスタッフから「若」、「若」と呼ばれるようになったそうである。しかし、肝心の田村からは「駄目だよ…我慢しなくちゃ」と言われ「アンタのせいだろ!」と心の中で叫んだという。このドラマ以降、田村とは家族ぐるみの付き合いをしている。またかつては公式ガイドブック『古畑任三郎大辞典』では「もし田村さんが飽きたら僕がやりますよ、でも木村拓哉君に振られちゃうかもしれないけど」とコメントしていたが、脚本の三谷幸喜とは舞台『巌流島』降板騒動の件で、10年以上絶縁状態が続いている。

明石家さんま(小清水潔役)

第14回に犯人役として出演した明石家さんまによれば、撮影中、田村正和がNGを連発するさんまに対して、「今度間違えたら自分が帰りますよ」と窘めていた。(さんまは事前に台詞を覚えない主義)だが、今度は田村がNGを出してしまい、さんまは冗談半分で「はいNG、貸しね、貸しね」と言ってしまう。現場はドン引きしていたが、さんまは構わず「はい、とちりました、貸しで~す」「はい!貸しね、田村さん失敗しましたよ!」と場違いな発言を連発してしまう。やっと気まずい空気を察したさんまに、沈黙していた田村は「すいません、ごめんなさい」と謝った。撮影後、西村雅彦に別室に呼び出されたさんまは「あれは言っちゃダメ、さんまちゃん」「だからそれはダメなの、さんまちゃんね、これから気をつけて」と諭されたという 。

さんまは、田村とは『古畑任三郎』が初対面であったため、田村が普段NGを嫌っている事を知らなかったそうである。

ちなみに、何故弁護士役になったかというと、本来は、落ち目のロックシンガーがマネージャーを殺害するという設定だったのを、さんま自身が「なんか全編、古畑と犯人の会話だけで成り立っているような、そんな話にならんかな」と法廷を舞台にした弁護士役を提案し、法廷物も好きな三谷が「そのアイディア、頂きました」と快諾したというやり取りがあったためである。またタイトルそのもの『しゃべりすぎた男』はまさに芸人・明石家さんまのことを意味し、「犯人がしゃべりすぎた結果ボロを出し犯行を究明された」というドラマの筋書きにもぴったりのうまくできたストーリーになっている。撮影終了後、膨大な台詞と慣れない専門用語が飛び交う弁護士役に閉口したさんまは、「もう、弁護士は嫌や」と嘆いていたそうである。しかし、その二年後『世界で一番パパが好き』で再びさんまは弁護士役を演じることとなる。

イチロー(イチロー役)

第41回に犯人役として出演したイチローによれば、出演のオファーを受けたのは、2004年11月。「話を聞く用意はあります」とだけ返答していた。(『古畑任三郎』の大ファンだったイチローは、同じく大ファンの弓子夫人と共に古畑の1シーンをよく再現していたと云う。また、古畑のDVDも全巻所有し、自宅でBGMとして流しているそうである)その後、オファーを承諾。三谷が滞在しているホテルを訪ね、役者としての勘を見るために「すべて閣下の仕業」の1シーンを演じ、三谷からお墨付きを貰った。だが、実際撮影に入ると、本物の役者達との競演に緊張を強いられたそうである。撮影終了後、試合中に「古畑さん、古畑さん」と隠れて練習していたこと、向島音吉役の小林隆が遅刻してきたことなどを自身の出演している番組内でたびたび語っている。


パロディ等

芸能界

第10回(第1シーズン)の犯人役である小堺一機(もともと小堺は田村の物真似で定評があった)をはじめ、古畑の物真似をする者は多い。

以前から田村の物真似をしていたとんねるずの石橋貴明による「新畑任三郎(あらはたにんざぶろう)」(『とんねるずのみなさんのおかげです』)では、1999年1月3日の正月スペシャル「古畑任三郎 vs SMAP」放送に合わせてパロディ「新畑任三郎 vs 野猿」を放送していた(『とんねるずのみなさんのおかげでした』)。

第17回(第2シーズン)・第26回の犯人役である木村拓哉による「古畑拓三郎〈ふるはたけたくさぶろう〉(『SMAP×SMAP』)」では、三谷幸喜が脚本を書いた回もあり、第37回・第38回(第3シーズン)の犯人役の江口洋介(こちらでも犯人役であった)や、今泉役の西村雅彦が出演した回もあった(放送時、田村正和自身も木村の物真似を「凄く上手い」と褒めていた。西村はサプライズゲストとしての出演だった)。

鈴井貴之は「占畑任三郎(うらはたにんざぶろう)」というパロディドラマを作っている。また、第27回に被害者役で出演した物真似タレントの栗田貫一は『ものまね王座決定戦』や栗田が2代目声優になったアニメ『ルパン三世』の1996年に放送されたTVスペシャル第八弾『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』劇中などで古畑の物真似を披露していたのが縁で出演に至ったと言われている。

2005年春に放映された特番『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』では、このとき初出場であったマギー審司が古畑の物真似を披露したところ、これが好評であった事から、その後の同番組でマギーは4回連続で古畑の物真似を披露している。

その他、2006年4月放送の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』では、磯野貴理(第29回(第3シーズン)に出演)のトークがネタである事を証明する為に島田紳助扮する「古畑紳三郎〈ふるはたしんざぶろう〉」が登場した。紳助が古畑役を演じるのは、紳助曰く「田村正和が出てくれなかったから」だそうである。また、2006年10月放送の同系の特番『ものまねバトル39』内では、翌日の再放映に合わせてか「第26回」をツートン青木とホリらによる物真似で再現していた。

2007年頃からオンエアされているアスカコーポレーションの化粧品「フツール」のCMでは、キャッチフレーズが出るときに、古畑任三郎のオープニングの題字に似せた演出がされている。出演している南部昭行さんが古畑のまねをしている訳ではない。

パロディ名 扮装者 番組名

名称無し 小堺一機 『ライオンのごきげんよう』
『コサキンDEワァオ!』など他多数
新畑任三郎
(あらはたにんざぶろう) 石橋貴明 『とんねるずのみなさんのおかげです』
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
占畑任三郎
(うらはたにんざぶろう) 鈴井貴之 『モザイクな夜』
古畑拓三郎
(ふるはたけたくさぶろう) 木村拓哉 『SMAP×SMAP』
古畑紳三郎
(ふるはたしんざぶろう) 島田紳助 『行列のできる法律相談所』
古畑ニセ三郎
(ふるはたにせさぶろう) ツートン青木 『ものまねバトル』


漫画・アニメ

金田一少年の事件簿 - 金田一一が古畑の真似をしているカット(FILE15「魔術列車殺人事件」)がある。アニメ版では同じ倒叙ものだからか、「殺人レストラン」の予告編で金田一一役を担当した松野太紀が古畑の物真似をしながら予告を行った。

クレヨンしんちゃん - しんのすけの父が一コマだけ古畑の格好をした。

名探偵コナン - 古畑任三郎に由来する白鳥任三郎というキャラクターがいる他、毛利小五郎が病欠した大物俳優の代役として、サスペンスドラマの古畑風の前説を行うという話がある(37巻「小五郎の選択1」)。また、単行本の巻末にある探偵紹介に古畑が解説(23巻)されていたこともある。

神聖モテモテ王国 - ファーザーが作中で「古畑ファージャブロー」という古畑のパロディキャラを演じている。

さよなら絶望先生 - アニメ版第1期の第十話「生八ツ橋を焼かねばならぬ」において、AパートとBパートの間にドラマのオープニングのパロディが登場する。

攻殻機動隊 - TVアニメのDVD特典『タチコマな日々』にて、タチコマが古畑と思しき物真似をしている。

銀魂 - 第30話の前半終盤で主人公・坂田銀時が古畑そっくりの格好と口調、そしてアヴァンタイトルのパロディをやった。

スタッフ

脚本:三谷幸喜
音楽:本間勇輔
企画:石原隆、斉藤秋水、鈴木専哉、金井卓也
プロデュース:関口静夫、矢吹東、柳川由起子、永井麗子
演出:星護、河野圭太、松田秀知、鈴木雅之、佐藤祐市、平野眞(『今泉慎太郎』のみ担当)
制作:フジテレビ、共同テレビ

放送局

フジテレビ (新作)および(再放送)
FNS各局 (新作)および(再放送)
CS フジテレビ721 (再放送)

参考書籍

古畑任三郎-殺人事件ファイル 扶桑社 ISBN 4-594-01470-4
古畑任三郎1(上記の文庫版) 扶桑社 ISBN 4-594-01933-1
古畑任三郎2(上記の文庫版) 扶桑社 ISBN 4-594-01964-1
第1シーズンの小説版。全て犯人側の視点で描かれており、今泉慎太郎が登場しない(但し、今泉と思しき登場人物がいる)など本編とは若干の違いがある。なお、スペシャル版を含む第2シーズン以降の作品は、筆者の三谷幸喜の意向により小説化の予定はない。
古畑任三郎大事典 扶桑社 ISBN 4-594-02109-3

DVD

警部補 古畑任三郎 1st DVD-BOX
警部補 古畑任三郎(1 - 5)
古畑任三郎 2nd season DVD-BOX
古畑任三郎 2nd season(1 - 5)
古畑任三郎 3rd season DVD-BOX
古畑任三郎 3rd season(1 - 6)
古畑任三郎 すべて閣下の仕業
古畑任三郎 FINAL DVD-BOX
古畑任三郎 FINAL『今、甦る死』
古畑任三郎 FINAL『フェアな殺人者』
古畑任三郎 FINAL『ラスト・ダンス』
古畑中学生
ポニーキャニオンより販売


オリジナルサウンドトラック

警部補 古畑任三郎
古畑任三郎 サウンドトラック Vol.2
古畑任三郎 サウンドトラック Vol.3
古畑任三郎 リミックス
古畑任三郎 サウンドトラックベスト
DECO(西村雅彦)
古畑中学生オリジナル・サウンドトラック
ポニーキャニオンより販売


ゲーム

コナミのアーケードゲーム『Dance Dance Revolution 4th Mix』の曲目に番組のテーマ曲をアレンジした『NINZABURO』がある。同 4th Mix Plusからは『FURUHATA`S THEME』に曲名が変更。

 
 

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